時を待つ心

久しぶりに、松下幸之助大先生のお話を・・・






行き詰まる会社をみてみますと、
たいていは仕事がヒマになったら
ムリをしてでも注文を取ろうとしています。
その結果、かえって大きな損をして
会社の破綻を招くことになってしまうのです。
反対に、
「ヒマはヒマで仕方がない。
これは一時的な現象なのだから、この機会に
日ごろ怠りがちだったお得意に対するサービスをしておこう」とか、

「機械の手入れすべきものはしておこう」

というような態度をとっている会社は、
かえって時を得て発展する。そういう場合が多いように思います。

なかなかむずかしいことですが、時を得なければ休養して時を待つ、
そういう心境もまた大事だと思うのです。





今の自分にしんみりと伝わってきます。