あきらめないこと

昨日、電話があり、以前指導に携わらせてもらったチームから

地区予選敗退の連絡を受けました。

その中で、子ども間の話ですが、

「5−0の10−0で勝ってやるからな」

と罵られて、男子チーム5−0で負けてしまったらしいです。

3人しかいなくて、1、2、3年に一人ずつのチームですから

仕方ないと思いますが、そんな状況なのに5−0を言ってきたのは

ライバル心があるからなのか、見下しているのか。

なんにせよ、悔しい思いをしたと思います。

私が思うのは、バカにされて、負けた本人たちが悔しいと

心の底から思っているのか、それとも最初から諦めているのかで

これからが大きく変わります。

3人だから5人のチームに勝つのは厳しいのは誰しも分かります。

ただ、そんな状況でも昨年の女子チームは3人でも優勝校にあと

1本のところまで迫りました。諦めない姿勢があったからです。

諦めの悪さ、これは相手チームにとって嫌なもの。

どんな状況でも諦めない!

あなたたちのチームの3年前の男子、5月に5−0で、

10−0で負けて、それでも諦めず、泣きながら稽古して

1ヵ月後には1−3で敗退したけど差を縮め、

2ヵ月後には1−1の本数差で逆転勝利を果たしました。

あのとき、あの結果を誰が予想したのでしょう。

監督は着任当時から狙ってましたが(笑)

あのとき私は自分に言い聞かせていたと思います。

「指導者がこどもたちより先に諦めるんじゃない!
 がんばっている子どもたちを何とかしてやることこそ
 指導者じゃないか!どんなことがあっても諦めない!」

あの手この手、試行錯誤の結果、厳しすぎることもありましたが

子どもたちに、諦めないことの大切さを教えてもらいました。

ですから、私も諦めず、どんな環境でも、がんばって何とかしよう

とあがいています。あいにく、結果はついてきませんが、

諦めずにやろうと思います。

「君も一番になれる」

「私も一番を目指す」

どんなときも、諦めずがんばれ!