菊づくりと人づくり
昨日,同僚の方からためになるお話を聞きました。
菊は作るのにとても手間がかかる。
でも手間をかければかけるほど,ひとつずつ違う色の花を咲かす。
それは大きさも色も違うが,どれも美しい。
手間をかけた分だけ,作成者が思い入れがあり感動する。
人間教育も同じだと。
また,菊作りで,夏場の7月8月に毎日水を与えず,
花はよれよれになるが,次の日に水を与えると一層強くなる。
毎日当たり前に水を与えていてはいい花にはならない。
時には厳しく、水を与えないようにすることも、強く美しい花を
咲かすためには必要なんだ。と、ご教授いただきました。
人づくりも、教育も同じで、やさしいだけではなく、狙いをもった厳しさで
鍛えていかなければなりません。
その的確な判断は、経験と、なんとかしてやろうという気持ちを
常にもち続ける熱意が必要なんだと思います。