来年に向けて
高校生は沖縄インターハイ
中学生は島根全中
全国各地で来年に向けて夏から新チームが始動しています。
もちろん、新チーム結成時から優勝候補と題されているチームが
あれば、狙えるどころか人数も足りないようなチームもあります。
自分の足元を固めて狙えるときにがんばるのか、
そうではないときに無謀と言われる挑戦をするのか、
指導者によって方針さまざまです。
私自身はどうなのか。
私は狙えるからがんばるのではなく、
たとえどんな環境であろうとも、
目の前にいる生徒にできる限りの誠意を尽くす。
勝ち負けは大切だけれども、それだけが指導ではない
と思います。もし、力がないのなら、力がつくように
精一杯指導すればいい。団体戦に出れないのなら、
個人戦で生徒が勝てるように指導すればいい。
自分は指導力不足ですが、精一杯を尽くしたい。
遠征先の懇親会で、全国大会に何度も生徒を
出場させている先生とお話をしたときの言葉です。
「よく遠征先で会いますね。とても熱心に指導されている
のですね。選手が自分に力がなくてあきらめていても、
なんとかしてやるという指導者の心があれば、生徒は必ず
強くなります。そういった熱意を持ち続けてください。
その熱意を生徒や、保護者、たくさんの先生方が見ていて
いつか必ず自分に素晴らしい縁をもたらしてくれます。
どんな環境でも、指導者があきらめてはいけませんよ。」